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June 27, 2007

ともだちや~ともだちの境目

 久しぶりに絵本を数冊読みました。この作者のお話ははじめて読みましたが悪くないですね。キャラクターもキツネとかクマとかオオカミとかあまり可愛くないちょい悪系なのもいいです。

 私は友達の数はそう多くはない。そう言うと人によっては「ウソでしょ」と言われる。割と社交的な人に見られやすい。でも現実にはかなり内向的で、なかなか容易に他人に気を許せない。これは私だけでなく夫も同じで、遺伝的に子ども達までが本質的には内向的になってしまった。ただ子ども達はふたりとも表面的には誰とでも上手く付き合っているようだ。ところが自分のなかで、かなりくっきりとともだちとそうでない人を分けている。

 上の子が幼稚園に行っていたころ、スーパーで買い物をしている時にばったり同級生に出くわすことがよくあった。
 「ほらSちゃん、お友だちだよ」と言うと
 「あの子は同じクラスだけどともだちじゃないの」とあっさり言ってのけるのでこちらは面喰った。なんて醒めた幼稚園児なんだろう。下の子に至っても全く同じようなことが起こった。一体誰に似たんでしょう?私もある程度大きくなってからはともだちとそうでない子の線引きははっきりしているが、さすがに幼稚園の頃は自分の周りにいる子はみんなともだちと思っていた。

 おとなになってからともだちをつくるのは容易ではないけれど、今時は子どもでもそうそう簡単にともだちができない世の中になってしまったのだろうか。こんな本が出るくらいだから、子どもといえど人間関係の構築は困難なのかもしれない。

 ともだちのいないキツネは《ともだちや》という商売をはじめます。1時間100円、2時間200円でともだちになってあげるのです。キツネは営業して歩くのですが、だれもともだちをほしがりません。やっとクマのところに呼ばれるのですが、キツネはあまりおいしくないクマの好物のイチゴやハチミツをつき合いで食べます。商売は大変です。

 その後オオカミにトランプの相手をしろと誘われます。しばらく遊んで帰り際にキツネがお代を請求するとオオカミはともだちだからお金が払わないと言います。さて、キツネは・・・

 おとなになると仕事で毎日いろんな人に会います。毎日のように顔を合わせているとなんだかまるでともだちのような気分になっちゃったりもします。でも、それは本当のともだちとは言い難いです。けれども中には心から好きになれる人もいます。ともだちの定義ってやっぱり難しいですね。


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