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August 27, 2006

うらしまたろう~日本語の響きが沁みいる絵本

 日本人なら誰でも一度は聞いたことのあるこの話、私にとっても馴染み深い話なのですが、これっていう本に出会えなくて今まで書きませんでした。この本は「こどものとも」から出ていたのに今までなぜか手にすることがありませんでした。いざ、手にとってみて読んでみると、これがいいんです。

 水彩画のような素朴な絵もなかなかなのですが、なんといっても文章。まるで常田冨士夫さんの声で語りかけてくるようで日本語の美しさを感じます。

 子どもの頃に知っていた話では、乙姫は亀を助けたお礼に太郎を竜宮城へ招待するのですが、この本では助けた亀=乙姫で太郎は別の亀に乗って竜宮城へ行きます。御伽草子によると亀=乙姫説が正しいようで太郎と乙姫の恋愛関係をほのめかします。この絵本では太郎は乙姫の婿になるとはっきり書かれていました。

 ある説によると竜宮城は遊郭、乙姫は遊女。太郎は売れっ子遊女のヒモになりのらりくらりと暮らしていたが、男として魅力がなくなったころ、ポイと捨てられたんだとか。なんとなく納得。
 
 それはさておき、この絵本は是非声に出して読んでみてください。日本語の響きが身に沁みるようです。


 

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