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February 05, 2006

リサのおうち~行ってみたいな、リサのいえ

 maison_de_lisa
最近某パン会社のCMに二人揃って登場してくれているガスパールとリサ。本編はそのシリーズ2作目です。私の知っている限り、現在19作までフランス語で出版されています。日本語版はまだ出版されていないものもありますが、ほとんどのものが出てきました。1作目の“Gaspard a Venise” (ガスパール、ベニスへ行く)と3作目の“Lisa prend l'avion”(リサ、ひこうきにのる)、そして本編はまだガスパールとリサそれぞれが単独で登場します。4作目の“Gaspard et Lisa au Musee”(リサとガスパールのはくぶつかん)で初めてふたり一緒に登場します。

 ガスパールもリサも旅行が大好きなせいか、全シリーズの約半分は旅先の話。残り半分はパリが舞台になるのですが、リサの家は度々でてきます。パリに行った事のある人じゃなくても、パリの旅行ガイドを見たことのある人なら、表紙の絵を見ただけでそれがポンピドゥー・センターの絵だとわかります。そうなのです、リサの家はポンピドゥー・センターの中の青い大きなチューブの中にあるのです。もちろん、誰にもないしょで・・・

 チューブの中なのでところどころ丸みを帯びた造りになっていて、リビングが家全体の中心に位置し2階までの吹き抜けになっていて、リサたちの部屋やパパとママの寝室がリビングから階段またはスポープでつながっている。キッチンやバスルームはそこからは見えないので、おそらく寝室の下に位置しているんだと思われる。すべてパパの手作りという家財道具は木の温もりを感じさせてくれます。リビングの中央に大きな丸いテーブルや、壁に備え付けられたリサとビクトリアの勉強机。そしてリサの何よりのお気に入りはベッド。トラックの形をしていて屋上に寝れるようになっています。ちょうどロフトベッドみたいな感じです。登る時は脇のはしごで登り、降りる時は滑り台で滑って降りるのです。だから学校へ遅れる事もないんですって。

 今回はちょっぴり恐い目に遭ってしまうリサちゃん。それもこの家ならではの事件なので、読んでお楽しみください。

 最近の作品に比べて初期のシリーズは、ゲオルグさんの絵がなんとなく雑な印象を与えます。多分最初は思いのまま描きたいように描いていたんだと思います。人気が出てきて丁寧に描くようになったのでしょうか。荒いタッチですが今と同じように温かみのある絵で、私はこの本も大好きです。

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Comments

最近は、キャラクターグッズとして、見かけることが多くて、わたしも、絵本よりもキャラクターで知る方が先でした。
フランスのパリを思わせる鮮やかな配色が、とてもおしゃれですね。
19作もあるなんて、驚きです。
是非とも、読んでみたいです。
ちょっとフランス語では、無理ですが・・・

Posted by: noel | February 06, 2006 at 06:57 PM

noelさんこんにちわ
 このシリーズ絵を見ているだけでも楽しいんです。日本語の翻訳もほぼ全作に近づいているようです。ちなみに英語版は2つの出版社から出ています。私もまだ読んでいないんですが、ひとつは”Gaspard and Lisa”もう片方はなぜか”George and Lily”シリーズになっています。

Posted by: ぴぐもん | February 06, 2006 at 08:00 PM

リサとガスパールのシリーズ、いつも図書館で借りています。なかなか「リサのおうち」が借りれない~と思っていたのですが、検索したら蔵書リストに入っていなかった! シリーズなのにところどころ抜けているので、リクエストしようかと思っています。
ところで、フランス語だと「ガスパールとリサ」という順番なんですよね? 日本語だとリサが先になるのは何か意味があるのか、それとも単に語呂の問題だけなのかな?なんて思ってしまいました。英語の本も「ガスパールとリサ」なんですね。なんとなくですが、「リサとガスパール」というとまず「リサ」のほうが先に印象づいてガスパールは準主役のようなイメージを持ちます。シリーズの順番もなんとなくあやふやなので今度じっくりチェックしてみようかと思っています。(日本での出版順とフランスでは違いますか?)

Posted by: kmy | February 09, 2006 at 11:27 AM

kmyさん、こんにちわ
 私もかねがね何故日本語版はリサとガスパールなんだろう?と思ってました。ガスパールとリサのほうが語呂がいいと私は思うんですが・・・
 日本版の順番はフランス版とは違いますね。たしか”クリスマス”か”博物館”が最初に出版されたと思います。ほとんど出版されているんですが第1話の「ガスパール、ベニスへ行く」が何故か日本語版にありません。私は結構好きな話なんですが、版権か何かのもんだいでしょうか?
 ブロンズ社とブックランドのHPリンクしておきましたので参考にしてください。

Posted by: ぴぐもん | February 12, 2006 at 03:14 PM

こんにちは。
リサとガスパールの絵柄を使った年賀状を今年頂きましたが、いつから「犬」ってことになったのかしらと首をかしげました(笑)。犬でも猫でもウサギでもない変な生き物が、何食わぬ顔して人間に混じって生活してるという設定と、さりげなく背景やセリフに込められたおフランス流の小粋なボケがこのシリーズの身上だと思います。

ところでリサの家、意表を突いていてオシャレですよね。日本で言うとどこかな…私は東京国際フォーラムを思い浮かべました。

Posted by: えほんうるふ | February 13, 2006 at 01:05 AM

東京国際フォーラムですかぁ、なるほど。一度しか行った事がないけど、新しくて大きくていろんな催し物やお店が見られて・・・そんな感じかもしれません。パリには一度も行った事はありませんが、この本のおかげでルーブルよりもポンピドゥーに行ってみたくなりました。リサの家は発見できないでしょうが・・・
 超近代的な建物の中にありながら、リサの家は木の温もりと手造りの味わいを感じさせてくれます。あの家を再現したテーマ・パークでもできないでしょうか?

Posted by: ぴぐもん | February 14, 2006 at 09:32 PM

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