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December 04, 2005

長い冬~アルマンゾのパンケーキ

 ご存知ローラ・インガルス・ワイルダーの「大草原の小さな家」シリーズの4冊目です。この頃ローラと妹のキャリーは学校に通い、ドラマには出てこない4番目の妹グレースが登場し、メアリーは既に失明しています。

 ある年のとても厳しい冬の様子を全編にわたって描かれたいるのですが、何故か印象に残るエピソードが2つ。
1つ目はローラの家でかあさんがカブのパイを焼いた話。カブのパイなんてきいたこともないと不思議がるローラにかあさんは、私もはじめて焼いたから食べてみなけりゃわからないと切り返す場面。カブのパイって一体どんな味がするんだろうと思い巡らせました。あんまり美味しそうな印象はしません。ただ肉だのカボチャだのパイに入れる材料がなくてカブを使わざるをえなかった、その年の厳しさは伝わってきます。

 もうひとつが後にローラの夫となるアルマンゾとその兄のウィリアムがストーブ(コンロ)の上にフライパンをのせ、1日中パンケーキを食べている場面。何故四六時中パンケーキを食べるのかというと、皿や鍋を洗うのが面倒だから・・・なんとも男の子らしい微笑ましいエピソード。
 
 アルマンゾは農業に従事し、ウィリアムは雑穀商を営んでいる。ふたりがパンケーキを食べているのは店兼住居の中。この家は壁が二重構造になっていて壁と壁の間に小麦粉を隠し持っていた。後にその小麦粉が街を飢饉から救うことになるのだか・・・・

 子どものころ、母が勤めから帰ってくるのを待ちきれずに、よくホットケーキを焼いて食べたものでした。コンロで作る時もあれば、石油ストーブの上にフライパンをのせて、ゆっくり時間をかけて焼いた時もありました。今でも日曜日の朝食にパンケーキを食べる事がよくあります。簡単に作れて、主食にもおやつにもなるパンケーキは子の代、孫の代になっても食べつづけられるでしょう。ローラの時代から数えて100年以上廃れなかったように。

 インガルス家の話は、どの本もみな、おとなが忙しく働く春から秋よりも暖炉の周りに家族が集まる冬の情景が印象的です。
  

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Thanks very interesting blog!

Posted by: Http://oxtailcandles.com | May 03, 2016 at 09:00 PM

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