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July 16, 2005

星の王子さま~世紀のメルヘン

 ちょうど今から5年前、サン・テグジュべり生誕100年を記念して”オリジナル版”が復刻されました。”オリジナル版”とはサン・テグジュべりが描いた挿絵がそのまま印刷されたもの。それまで我々が親しんできたのは、一度印刷された挿絵をカーボン・コピーしたもの。おまけに白黒。

 素人が見て絵のディテールなどはよくわかりませんが、横書き、ハード・カバー、カラー挿絵のオリジナル版を手にしてみると、ちょっと得したような気分になりました。

 さて、我が家では当時小学1年生の息子がさっそくこれを見つけ、読んで読んでとせがみ始めました。毎晩少し読んでは寝て、少し読んでは寝て・・・と何日もかけて一夏費やして読み上げました。

 ご存知のようにあの本は結構むずかしいですよね。だから6歳の子がどれほど理解しているのかはわからないけど、彼が話を楽しんでいたのは確かなようです。挿絵の魅力というのも大きいですね。もともと彼がこの本に興味を持ったきっかけは王子様の絵だと思います。私は以前、本というのは内容さえよければ挿絵だの装丁だのはどうでもいいと思ってました。子どもを持つ身になって絵の重要性、絵本は絵があるからこそ絵本なんだ。というあたりまえのことに気づいた次第です。

 日本人は長い話や長い音楽は子どもには無理だと決めつけるてらいがありますが、あれはむしろおとな自信の苦手意識の表れなんじゃないでしょうか。実際ドイツなどは子どもが物心ついた頃から交響曲を聴かせているから、おとなになって長い音楽に親しめるのだそうです。要するにちいさい頃からの”馴れ”は大きいですね。そしていいものは小さな子どもにもその良さがわかるんだと思います。


     

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Comments

ぴぐもんさん、「親バカ絵本日記」のkahouです。コメントありがとうございました。他人様にみせるものとは思わなかったので、トラックバックなどせず、個人的に書いていたのですが、こうしてコメントいただくととても嬉しく思い、これから書き続ける励みにしたいと思います。
ぴぐもんさんのブログも読ませていただきました。失礼を承知で書かせていただきますが、なんとなく私と波長が同じように感じられました。気持ちよく読ませていただきました。これからも拝読させていただきます。「星の王子様」は先日、私も十数年ぶりに読み返しました。年代で感じかたがかわってきますね。それが名著というものなのでしょうね。

Posted by: wa24@nifty.com | July 20, 2005 at 10:58 PM

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