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July 10, 2005

はらぺこあおむし~欲張りなあおむしクン

 英語教室の講師をしていた頃、よくこの本を読んであげてました。中学1年の語学力でわかる内容、曜日と数と食べ物の名前が一度に覚えられて、こんな子供向けのいい教材はありません。初めてこの話を聞いた子どもでも一緒になって"hangry!"とハモってくれます。本物の青虫はあまり好きじゃないけど、この絵のあおむしクンはどことなくユーモラスなのもいいですね。

 ところで、あの絵はすべて貼り絵だと知ってましたか?私はあまり絵のことはわからないので気にもしてなかったのですが、云われてみれば確かに貼り絵のようです・・・・しかも、その貼り絵に使う紙はありきたりの紙、いわゆる折り紙や千代紙や包装紙などでは決してなく、エリック・カール自ら白い紙(いろいろな種類の紙を使うそうです)に絵の具で自分の表現したい色や模様を描くのだそうです。そして、その紙を切り張りしてああいった絵本を仕上げるんですって。シンプルに見えても実に手が込んでるんですねえ。

 どなたかのコメントを読んでいたらこんなことが書いてありました。あおむしはフルーツを食べている頃はよかったけど、終いにはチョコレートケーキだのサラミだのチーズだの体に悪いあおむしにふさわしくないものを大量に食べてしまい、あげく腹痛を起こした。最後に葉っぱを食べてよくなった。つまり何が自分にとって良いものと悪いものの区別を見をもって学習した。とのことです。

 納得です。だけど、このあおむしクンは青虫の分際でスイス・チーズなんかを贅沢にも食べてしまうところなんか、なんとも面白いですね。しかも彼(どうもこの絵を見てるとオスのような気がしてなりません)は、かなり欲張りの食いしん坊。あれもこれもって欲張りようは半端じゃない。痛い思いはしたけど、あれもこれも手を出したおかげできれいなちょうちょになれたんじゃないかな。葉っぱだけを食べて安泰に過ごすより、あおむしクンみたいにちょっと冒険して限られた人生をおくれたらいいな・・・と思うのでした。

        

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