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July 16, 2005

Charlie and the Chocolate Factory

 裏表紙を読んで面白そうなので読んでみたが、なんとも・・・素直に楽しめない気がする。というかこれは子どもの本なんだろうか?確かに主人公は子どもだし、チョコレート工場の中はチョコレートの川やらチョコレートの滝が流れていて、果てしなく味が変わるチューインガムや物を運び込んで取り出せるテレビなど子どもの喜びそうなアイテムが並べ立てられているが、風刺はかなりキツイ。

 これは子ども達と、その親馬鹿な親達を相当皮肉っている。そもそも子どもというのはわがままで衝動的で時には押さえが効かなくなる、非常にはた迷惑な一面がある。そういった子どもの負の面がコミカルに描かれている。また、工場長のMr.Wonkaもいい意味でも悪い意味でも子どものような存在である。Mr.Wonkaと子ども達との絡みも、またコミカルである。

 ところで、主人公のCharlieは一人っ子で、両親と父方、母方両方の祖父母とオンボロの家に7人で暮らしている。父親は町工場で安月給で働き、母親は寝たきりの4人の老人の介護に終われ、家計は非常に厳しく、Charlieは大好きなチョコレートも年に一回、自分の誕生日にしか買ってもらえない。

 少子高齢化、しかも長寿化が進むと、これは当然ありえる現象だと思う。一組の夫婦が4人の親、次の一組の夫婦が4人の親と8人の祖父母を抱え込まなければならない・・・・笑えない話だ。

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