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ライオンと魔女~洋服ダンスの向うの世界

 近々この映画が封切られるそうですね。原作の良さは完全には演出できないんじゃないかと思うのですが、やっぱり見てみたい気持ちです。配給元がディズニーというのはちょっと気に入らないけど・・・・

 私はどうも現実的な話より非現実的な話、それも異世界の話が好きです。それもまるごと異世界じゃなくて、あくまでも主人公は現実世界の人。いつもは我々と同じように日常生活をおくってるのに、何かのはずみで異世界へ入ってしまう話に魅力を感じます。

 妖精の粉を振りかけられて”ないないないの国”に行ってしまったウェンディ、竜巻に飛ばされて”オズの国”に来てしまったドロシー、それからウサギの穴へ落っこちて異世界へ迷い込んでしまったアリスもいましたね。
 「ライオンと魔女」に出てくる子どもたちもかくれんぼをしている洋服ダンスの奥へ奥へと入っていくうちナルニアの国に行ってしまいます。私が子どもの頃読んだ本では”洋服ダンス”となっていましたが、原題は”Lion,Wichi and Wardrobe"。 タンスというよりウォーク・イン・クローゼットといったほうがしっくりきますね。

 この本を最初に読んだのは確か小学校2年生の時だったと思います。それ以来おとなになるまでごぶさたしていました。ライオンと子ども達が白い魔女と戦うこと、魔女の造りだした雪景色の寒々しい世界観、そしてなんだかちょっとコワいことだけ覚えていました。

 さて、おとなになって読み返してみると、これがまた面白い!!わくわくするストーリー展開、それに主人公のベベンシー家の子どもたちが必ずしも”いい子”でないところがいいですね。
 それから、ある種のコワさも感じました。それは魔女の持つ残忍なコワさだけでなく、正義の味方であるライオンのほうにも別のコワさがあるのです。

 そして何より最も感激したのは、このストーリーが世界で最も読まれているある本にとっても似ているということです。------なんだと思いますか?------答は新約聖書です。聖書に親しんだことのある人ならこの物語の壮大さをきっと感じることができるでしょう。

 この「ライオンと魔女」は「ナルニア国ものがたり」として全7冊のシリーズ構成になってます。シリーズものは最初の一冊が一番面白いとよく云われます。私自身最3冊目の「朝開き丸」までしか読んでませんが、その中では「ライオンと魔女」がやっぱりダントツですね。

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「海外創作童話」カテゴリの記事

Comments

ぴぐもんさん、こんばんは。
これまで何度かトラックバックを送ってみたのですが、うまく行きませんでした。(^_^;)
今回はどうにか成功したようです!

「ナルニア」は子供の本にしては「暴力」と「死」が多いという印象があります。
そして最終巻は非常に宗教的です。
映画ではどう描かれるのか?
とても興味があります。

Posted by: 喜八 | March 10, 2006 at 08:30 PM

喜八さん
 ご訪問ありがとうございます。

>「ナルニア」は子供の本にしては「暴力」と「死」が多いという印象があります。

 私はシリーズ全体の半分も読んでいないので、そういった印象は受けなかったのですが、これからじっくり読んでみたいと思います。

 

Posted by: ぴぐもん | March 11, 2006 at 11:50 PM

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